2017.9.13
仮設足場工事の見積もりの工賃以外の項目について
![](https://www.tribe2008.com/wp-content/uploads/2017/05/ed_MG_9266.jpg)
神奈川県相模原市で仮設足場工事とレンタルを手がけるトライブです。
仮設足場工事の見積もりでは、足場を組み立てるのに必要な工賃とはまた別の項目があります。
現場の大小を問わず、合計すると工賃に匹敵する金額になってきます。
仮設足場工事の見積もりを頼む側としては、いったいどんなものなのか一度は気にしたことがあるはずです。
今回は、仮設足場工事の見積もりに含まれる工賃以外の部分について、主なものを紹介します。
アサガオ
シートで覆われた仮設足場の外側に、斜めに突き出た部分を建設現場で見たことはないでしょうか?
これはドライバーやナットなど、小さな物を落とした際の安全対策です。
アサガオが花を広げた様子に似ていることから「アサガオ」と呼ばれています。
地味な存在なのですが、付けていないと思わぬ事故を生みかねません。
厚生労働省が、安全基準を定めているほどです。
水平養生
これも落下防止の安全対策として用いられます。
アサガオは角度が付いた部材ですが、水平養生は地面と水平に張り巡らされます。
アサガオと併用することで、落下物の危険をよりいっそう減らすことができます。
金網フェンス
文字通りの部材です。
仮設足場の現場に、関係者以外が入れなくするようにします。
部外者はもちろんのこと、安全対策をしていない関係者がうっかり入り込むことを防ぐ役目もしています。
壁つなぎ
仮設足場の安全性を担うとても大切な部材です。
建物の壁と足場の間に挟み込んで、足場を固定します。
近頃、仮設足場の倒壊事故が頻発していますが、あのなかには壁つなぎの不手際によるものもあったようです。
巾木
足場の足もと部分に、垂直に取付ける部材です。
高さは15センチほどのものなのですが、うっかり足場の無い方向に足を踏み出してしまうケースを防ぎます。
建設の現場では作業に気をとられて、思わぬ事故も起こりがちなのです。
先行手摺り
仮設足場の組み立て工事を安全に行うために必要な部材です。
「先行」という名前が付いている通り、仮設足場が組みあがる前に取付けられます。
仮設足場の職人はこれを頼りに作業を行うので、とても大切な部材です。
仮設足場工事の見積もりのご不明点はお気軽に
仮設足場工事の方法は、会社によって様々です。
もしかすると、工賃は変わらなくても、工賃以外部分に差が生まれて、同じ現場でも違う見積もりが出てくるかもしれません。
お気軽にトライブにも見積もりのご相談をいただければと思います。
神奈川県相模原市で仮設足場工事とレンタルを手がけるトライブでした。