2017.7.6
新人の足場職人が親方に成長するには?
神奈川県相模原市で仮設足場と足場レンタルを手がけるトライブです。
仕事を始めるにあたって、自分がどのようにステップアップできるのか気になるところだと思います。
トライブの場合、入った新人には親方になることを目指してもらっています。
今回は、新人がどのようなプロセスを経て、親方に育っていくのかを簡単に説明します。
■新人の足場職人の働き方
トライブの場合、3ヶ月から6カ月は試用期間です。
本人はできるつもりで入ってきても、性格や体力の問題で仕事に合わないケースがあります。
経験上、6カ月もあれば、仕事に合うか合わないかを見極めることができます。
試用期間が終われば、日給が1,000円アップします。
月に24日稼働するとすれば、ひと月に2万4,000円の収入増なので、かなり大きいと思います。
新人は、トライブのなかでも腕の立つ親方について仕事をしてもらいます。
腕の立つ親方について動いていれば、効率の良い働き方が自然と身につくはずです。
一緒に働く親方は、できるだけ変わることはありません。
多くの社員が、親方とはとても仲良くなっています。
資格の取得も、新人にとっては重要な目標です。
資格がなければ任せられない現場もあるからです。
資格をとるには努力が必要ですが、取得後には給料があがります。
具体的に欲しいものなどを思い描いて、みんな乗り越えているようです。
■新人が親方に成長する日
働き始めてから3年ほど経ったら、親方を任せるタイミングを見極めます。
タイミングは、一緒に働いてもらっている親方と話して、慎重に決めます。
下手に失敗してしまうと、なかなかそこから抜け出せないこともあるからです。
出かけた芽を摘まないように、大切に育てるのがトライブの方針です。
親方になるには、足場の仕事ができるだけではいけません。
自分以外の新人の面倒を見ることができるか。
工事現場のなかで他の会社とコミュニケ―ションをとることができるか。
工事現場の住民の方とのコミュニケーションをとることができるか。
自分の仕事ができたうえで、周囲への気配りが求められます。
親方を任せる腕試しとして、いつも一緒に働いていた親方無しで、現場に行ってもらいます。
頼りにしていた人がいないのでみんな戸惑いますが、なんとか乗り越えてくれています。
■鍵となるのは「やる気」と「努力」
親方になることができれば、一人前と言ってよいでしょう。
トライブとしても、現場を任せることができる親方が増えるのは喜ばしいことです。
今回の説明を読んで、コミュニケーション能力が必要な親方になるのは、「難しい」と思った方もいるかもしれません。
しかし、「やる気」と「努力」があれば、自分の殻を破ることができるとトライブは考えています。
なにかわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
丁寧に説明いたします。
神奈川県相模原市でみなさんをお待ちしています。