2018.10.26
トライブは他社よりも幅が広い足場板を使用しています
神奈川県相模原市で仮設足場工事とレンタルを手がけているトライブです。
トライブの企業文化は「相手の身になって考える」です。これは日常のコミュニケーションだけでなく、仮設足場を施工するとき大事にしていることです。仮設足場工事では「スピード」を追求しがちなのですが、トライブでは仮設足場を組むときに「使い心地」を大切にしています。
「ここに一本パイプがあれば便利だろうな」
「この段差は嫌だな」
「この出っ張りを無くすにはどうしたらいいかな」
いつもどおりになんとなく仮設足場を考えるのではなく、使う職人さんの気持ちと向き合って、ひとつひとつの仮設足場を考えています。
建設工事の現場では、一見すると小さなことでも、変えると大きな影響が出ます。特に、施工する側にとって、「変えること」はデメリットになりがちです。しかし、トライブはもっと心地よく仮設足場を使っていただくために幅が広い足場板に切り替えました。
一般的な物よりも広い足場板を導入しました
▲幅50㎝の足場板の見本
一般的な足場板の奥ゆきは、40センチです。しかし、トライブの足場板は50センチです。この10センチの違いは、使い心地に大きな違いをもたらします。
安心感が違う!
まず当然のことですが、職人さんの安心感が違います。10センチといえば、足のサイズが27センチだとして、その3分の1の長さです。これまでよりも10センチの余裕ができることで、足場の上で不安定な姿勢をとってぐらついたとしても踏み外すことがありません。職人さんは、これまで以上に自分の好きな姿勢でストレスなくスピーディーに作業を進められます。
落下物のリスクが違う!
足場板の幅が広がることで、足場板とブラケットの隙間がよりいっそう狭まりました。足場上での作業は自分が落ちること以上に、下に居る人に怪我をさせないためにも、落下物に気を遣います。足場板とブラケットの隙間が狭まることで、もし万が一物を落としても下まで突き抜けてしまうリスクがぐっと下がります。落下物はあってはならないことですし、皆さん細心の注意を払っていらしゃると思いますが、万が一をカバーしてくれる存在があることは、精神的なストレスを減らしてくれます。
仮設足場工事のクオリティは想像力で決まる
正直に申し上げるなら、足場板の幅を50センチにしたことは、私たちの負担が増えることになります。足場板自体が重くなりますし、これまでは普通にできていた仮設足場の設計ができないこともあります。
しかし、「使い心地」と向き合う私たちは、幅50センチの足場板でも仕事が上手くいく方法を考えました。足場が重くなるのなら身体の使い方を洗練させて、これまでの設計が通じないのなら新しく勉強し直して……。お客様の求めるクオリティに応えるためには、私たちもまた、変わり続けなければならないと考えています。
仕事の方法を変えるのは、様々な工夫が必要となります。その工夫を楽しんで行えるかどうかは、やはり「相手の身になって考える」ということに尽きると思います。使う人の気持ちを想像して、職人さんが安全かつ快適に仕事をしている姿を想像して、日々、より良い仮設足場にする努力をしています。トライブの強みはチームワークですが、個々人の想像力に支えられています。
建設工事現場をより良いものにしたいとお考えの方は、まずは仮設足場工事から変えてみませんか?仮設足場は工事終了後には撤去するものですが、ハイクオリティの仮設足場からは、建設現場のほぼ全ての人が恩恵を受けると言ってもいいでしょう。
何事も足もとを固めることが大切です。仮設足場工事に関することなら、トライブにお問い合わせください。